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ゴミ出しと民度

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a42e071c2e9a49708f8c5fd0888e0454_1543002792_2 ゴミ集積所
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1970.9/25 東京都出身。 30代のときに異業種から環境プラントへ転職。そこで設備のノウハウを体得した後、40代でビル設備管理業界に入る。その間、数多くの現場を渡り歩きメンテナンス経験を積む。すべて実践で学んだ知識だけを初心者に伝えている。【所有資格:一級ボイラー技士・危険物乙四・第三種冷凍機械責任者・第二種電気工事士】

今回はどんなお話?

オンラインニュースで興味深いお話を見つけましたので、皆さまと共有したいと思います。

この話は、お笑い芸人が“お笑い”と“会社員”の両方で、ご活躍するところから切り出します。

そこから『引っ越しのコツ』と『その土地の民度』について、お話が展開していきます。

 

芸人から離れて見えた世界

お笑い芸人の滝沢さんは妻の妊娠をきっかけに、環境衛生会社に入社しました。

お仕事はゴミ収集車の清掃員です。

そこで、滝沢さんはゴミ収集の現場で“ある事”に気付きました。

“ある事”とは、その土地に住む人の“民度”です。

もしあなたが、その土地に住む人の民度を知りたければ、ゴミ集積場を見てみましょう。

例えば、お引越しをされるときに、“引っ越し先のゴミ集積場”を注意して見るのです。

不動産屋を通して、お住まいを内見する際に、ゴミ集積場を確認できます。

そこで、キレイに集積所を使っているのならば、そこに住む人たちは健全です。

 

ひとつのルールを破る人は、いくつものルールを破る

ゴミ収集の日、違う種類のゴミが出されていた場合はどうするか。

例えば、可燃ゴミの日に不燃ゴミが出されていた場合はルール違反です。

集積所でよく見かける缶や瓶、あるいは鉄クズなどが残っているケースです。

ゴミ収集車に積んではいけなので、回収不能ゴミとして置いていきます。

誰かがルールを無視してゴミを出している証拠です。

それは、“うっかり間違えて出したのでは”といった単純な話ではありません。

「ひとつのルールを破る人は、いくつものルールを破る傾向にある」

滝沢さんは、そう申し上げたいのです。

 

放置されたゴミからは虫が湧きます

滝沢さんが学生の頃に住んでたアパートでの話です。

隣人は、音楽ガンガン・深夜飲み会をする迷惑極まりない人でした。

隣の人が出したと思われるゴミは、いつも回収不可とされていました。

『回収不可』と貼られたゴミが、よく集積所に放置されていました。

ルールを知らないならまだしも、ルールなんて関係ないと思っているのです。

ゴミ集積所は、そこにどんな人が住んでいるのかを知る、ヒントになります。

キレイに使われているゴミ集積所には、ルールを守る『目』があります。

よって、これからは地域全体の『目』で、ゴミ集積所の美化を促す必要があります。

 

その土地の民度は“ゴミ出し”に現れる

引っ越し先の近辺を歩いて、ゴミ集積所を確認してみましょう。

『指定時間以外のゴミ出し禁止』と書かれた看板を見かけたら要注意です。

その地域はゴミ出し以外にも、騒音などのマナー違反が懸念されます。

反対に、ゴミ集積所がキレイに使われていれば、“健全な地域”と判断できます。

各班でゴミ当番制を敷いて、担当者が責任を持って片付けていると考えられます。

そういう地域に住んでいる人でしたら、ごまかしはしないはずです。

可燃ゴミの日に不燃ゴミを出すなんて発想にはならないでしょう。

ご近所の目がありますから、各々が振る舞いをキチンとせざろう得ません。

 

「あの子は今日も元気に遊んでいる」気心知れた地域社会を目指す

地域社会がしっかりと機能していれば、順繰りにゴミ当番が回ってきます。

ゴミ当番の活動をきっかけに、近隣住民との会話が生まれます。

「どこそこに誰が住んでいる」なんて話から、住民情報を知ることもできます。

そして、自然とあいさつもするようになります。

反対に、近所の人たちと接したくないという人には、お勧めしません。

しかしながら、現代社会の闇を生む原因は、地域関係の希薄さだと言われています。

「地域関係が失われているから、子供を狙った犯行が増えている」とも言われています。

もし、ご近所同士が顔見知りであれば、声はかけずとも見張る『目』ができます。

 

「そこに住む理由? まぁ、家賃も安いし‥」

ゴミ集積所が汚い地域は、近所の人たちの『目』が行き届いていません。

たとえ集積所が汚れていても、誰も片付けようとせず、気にもしません。

また、100%とは言いませんが、ゴミ集積所が汚い地域は治安が悪いです。

治安が悪いと言われている地域に、誰も住みたいとは思わないでしょう。

そこで、治安が悪いと知らずに住んでしまった人は、仕方がありません。

ところが、治安が悪いと知っていながら入居する人は、何らかの理由があります。

それは、「人と関わり合いたくない・自分勝手に生活をしたい」という理由です。

そういう人が増えれば、集積所は汚し放題となり、治安もより一層悪くなります。

 

ゴミ集積所以外にも地域の民度が計れる場所とは

歩いている人も無意識に、汚い集積所を見てゴミ捨て場のように扱います。

ヒドイのは、コンビニで売っているチキンの骨などを、そのままポイ捨てします。

すると、地域から出る普段のゴミ出しも、ますますいい加減になります。

そんな悪影響が、負のスパイラルを呼びます。

滝沢さんがツイッターで、これらの事象を書いたときに、以下のコメントをいただきました。

「僕は不動産屋を営んでいますが、お客さんには、住む前に近くのコンビニのゴミ箱を見ることをすすめます。家庭ゴミでパンパンになっているところは、あまり行儀のいい地域ではありません」

滝沢さんは「やっぱりな」と確信しました。

「自分だけ良ければいい」という考えはゴミ出しに表れます。

 

ゴミボックスを見て分かる物件の管理状態

もし、あなたがアパートやマンションを借りるときは、物件のゴミボックスを見てください。

住んでいる人たち、ならびに管理人がキチンとしているかどうかが分かります。

ビン・缶・ペットボトルをゴミ袋に入れずに、そのままの状態で放り込まれてたら要注意です。

それは、回収不能のゴミを清掃員が置いてかざるを得なかったと考えてよいでしょう。

例えば、隣人とのトラブルがあった場合を想定します。

物件のゴミボックスを見れば、管理人がトラブルに関与してくれるか否かが分かります。

衛生管理がおろそかであるならば、対人面の仲介でもおろそかであるに違いありません。

また、設備管理においても、共用通路の管球交換でさえ、おろそかであると見ていいでしょう。

 

ゴミを見て分かる地域の環境

ゴキブリ用殺虫剤がやたらと出る地域があります。

それも一軒・二軒ではなく、そのあたり一帯に多く出ます。

ということは、そのあたりにはゴキブリが多く出ます。

これは、ゴミでしか得られない地域限定の情報です。

滝沢さんが分析するにあたって、次のように指摘しています。

「川沿いで古い民家の多いところが、その傾向にあるような気がします」

もし、あなたが川沿いの地域に引っ越しをお考えでしたら、不燃ゴミを見てください。

まず、ゴミ集積所に出されている不燃ゴミを見てから、不動産情報を得るとよいでしょう。

 

転居の際はスーパーの袋から良い情報を得る

「この場所だったら三つのスーパーに行ける範囲なのに、あるスーパーが独り勝ちをしている」

これも、集積所に出されたゴミ袋から得られる情報です。

それは、同じスーパーの袋でしかゴミを出ていない集積所があるのです。

そのスーパーがダントツに、便利さと安さを兼ねている証拠です。

スーパーの袋でゴミを出していいということは、わざわざゴミ袋を買わなくて済みます。

ゴミ袋代がかからない上に、安いスーパーが近くにあるのは心強いです。

以上を踏まえて、物件の下見はゴミが出ている時間帯に済ませなければなりません。

大変だと思いますが、お引越しは賃貸・分譲ともに、リスク回避をしてもいいと思います。

まとめ:上手な引っ越しのコツは三つ

  1. ゴミ集積所を見る
  2. ゴミの内容を見る
  3. コンビニをチェックする

参考資料

『ゴミ出しが雑な地域ほど「民度が低い」根拠 清掃員をやってわかった「引っ越しの3原則」:マシンガンズ 滝沢秀一/web contents 東洋経済ONLINE 2018/11/24』

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